経 歴
コンサルタント経歴
◆この長文は思い出話です。業務経歴はこの文章の下側に有ります
41年間にわたり、ワイパー製品の研究開発および 自動車関連のNVH解析・対策に従事してきました。
株式会社デンソーで約34年、株式会社フコクで約7年半、計41年にわたり自動車業界の技術開発に携わっています。
フコクへの転職は、ワイパーラバー開発に長年携わり、
・業界標準となった摩擦測定装置の開発
・高分子材料のトライボロジー研究
・ラバー断面形状の設計手法の確立
といった成果を評価いただいたことがきっかけでした。
結果として、転職後も ワイパー技術とNVH技術という、私の専門分野の両方に携わることになりました。
話は変わりますが、ワイパーの設計開発に異常に情熱を掛ける事を、DENSOでは「ワイパー愛」と呼びます。一方、もう一つの国内ワイパーTire1のミツバでは「変態」と、愛をこめてそう呼びます。私は「ワイパー愛」に関しては自覚がありましたし、自分の仕事や開発した製品には愛を持ちたいと思っていました。フコク転職後は顧客であるミツバへ赴くことが多々あり、当時ミツバの北田社長から直々に「変態」の称号を頂いたことは大変名誉で嬉しい出来事でした。その日から「西の変態」と呼ばれるようになりました。変態と呼ばれてドヤ顔だった自分を思い出します。
■ 技術者としてのこだわりとキャリア選択
DENSO時代、優秀な方々が管理職へ進む中、私は「この分野の技術で誰にも負けたくない」という思いから、管理職への昇格には興味を持ちませんでした。
しかしフコク転職後、研究を続けるために受けた昇格試験の結果、思いがけず 技術部長を拝命することになりました。
技術部長としては、
・中期計画の策定
・ワイパー事業の強靭化
・ワイパー実験棟の建設
・シミュレーション技術の導入
など、短期間で大きな改革を推進しました。
当時は人間関係も含め苦労が多かったものの、現在も会社のニュースに改革の成果が残っており、「やってよかった」と実感しています。
■ 主席研究員としての活動と出版
その後は希望していた 主席研究員(部長級)として研究開発に専念し、ワイパーだけでなく防振事業の新規テーマにも取り組みました。
また、出版社や大学の准教授からお声がけいただき、研究内容をまとめた技術書を 2冊共同執筆する機会にも恵まれました。
執筆活動以外にも特許や意匠を出願する機会を頂き、技術者として非常に貴重な経験となりました。
知的財産(特許、意匠)に関してはDENSOとフコクの両方で計80件出願する事が出来ました。
車が買えるくらいの特許報奨金を頂いたことは、懐が温かくなると共に新製品開発への情熱がより一層熱くなった事を思い出します。
■ 独立を決意した理由
58歳を迎えた頃、「60歳を迎え再雇用となったら、そのまま情熱が薄れた状態で65歳まで働くのか」という疑問が生まれました。
一方で、フコク在籍中にTire1や自動車メーカーのお客様から技術相談を受け、課題解決に貢献できた時の喜びは大きく、「自分の知識は社会の役に立つ」と強く感じました。そこで、長年培った専門知識で社会に貢献することを目的に独立を決意。
副業申請制度を活用し、2年間準備を進め、2025年3月10日に 中野無技術コンサルティング合同会社 を設立しました。
独立前は不安もありましたが、妻の後押しもあり、無事にスタートを切ることができました。
■ 現在とこれから
創業1年目から複数の企業様よりご依頼をいただき、心より感謝申し上げます。
2年目も初心を忘れず、お客様の利益に直結する技術支援を提供してまいります。
私の専門分野は以下の3領域です。
・ワイパー技術
・NVH(振動・騒音)技術
・モーター技術
各分野の詳細は、このページ下部に記載しています。より詳しい内容を知りたい場合は、ページ上部の「お問い合わせ」よりお気軽にご連絡ください。
長文をお読みいただき、ありがとうございました
1、ワイパー製品解発に関する経歴
・世界シェアトップ製品の開発 2件 ①WRC2材ワイパーラバー、②H-Uniブレード
・Lexus LF-A用 反転制御ワイパーを開発。
・ワイパーラバーのトライボロジーと静粛性に関する技術書籍を2冊出版。
・知的財産権(特許・意匠) 80件出願
2、NVH解析・対策に関する経歴
・小型モーター、自動車車体、自動車部品等の騒音・振動・衝撃のイー低減に取り組む。
・自動車のみならず、産業機械、家電等幅広く対応します。
・騒音解析、伝達関数やモーダル解析のみならず、FEM解析などのモデル構築も得意分野。
3、自動車用小型モーター開発に関する経歴
・小型モーター開発に伴う実験評価や、制御モーター開発経験が豊富。